2023年りんご塾
算数オリンピック
金メダルリストインタビュー

小・中学生の「知の祭典」と呼ばれる「算数オリンピック」。2023年大会は、6月11日にトライアル地方大会が全国約250会場で行われ、7月16日にファイナル決勝大会が東京・大阪・福岡の3会場で開催されました。

このうち小学1年生から3年生を対象にした「算数オリンピック キッズBEE大会」において、「りんご塾」に通う市川大起さん(小3)と鍬塚心さん(小3)がファイナル決勝大会に進み、見事「金メダル」を受賞!

お二人に喜びの声を聞くとともに、頑張る姿を見守ってきたご家族の皆さんに子どもの学びについてお話をうかがいました。

好きなことを突き詰めた結果の受賞!

金メダルが大きな自信に

20〇〇年 りんご塾 「立川校」に入塾 市川 大起 さん(小3)

市川 大起さんとご両親インタビュー

市川 大起さんとご両親インタビュー

ご両親に聞きました!

のびのびと学べる環境で、
「個」を伸ばしてくれるところが魅力です

インタビュー

そもそもいつ頃からお子さまの教育について考えるようになりましたか。

お父さま:幼い頃から数字やアルファベットに興味をもっていた大起は、幼稚園に入る頃にはかけ算ができるようになっていました。インターネット上から自分で問題を見つけてきて、解いていくんです。それが大起にとっての“遊び”で、私たちも一緒に解いたりしていたのですが、だんだん手に負えなくなってしまって…(苦笑)。プロの方にきちんと教えてもらったほうがいいと考えるようになりました。


お母さま:私たちが相手ではおそらく伸びるものも伸びなくなるでしょう。親として、子どもの才能を伸ばしてやりたいという想いが強くあったので、算数を教えてくれる教室を探し始めました。

「りんご塾」を選ばれた決め手は何ですか。

お母さま:実は、「りんご塾」に入会する前に大手の教室に入ってみたんです。幼稚園の年中さんの時です。そこでは、年齢に応じた学習だったため、先に進ませてもらえず、大起にはつまらなかったみたいで…(苦笑)。いつも同じような内容の宿題で、とうとう大起自身が「これ、やる意味ある?」って。それを聞いて、私たちも「本当にそうだな」と思い、新たに探したのが「りんご塾」です。


お父さま:体験授業を受けてみて、本人が「楽しかった!」と満足したことが一番の決め手ですね。私たちも、一人一人の子どもに合わせた進度で教えてもらえることを希望していたので、「りんご塾」はまさに理想の教室でした。

インタビュー

「りんご塾」の魅力はどんなところでしょうか。

お父さま:一言で言えば、楽しく算数を学べるところですね。お迎えに行くと、大起のゲラゲラと楽しそうに笑う声が廊下にまで聞こえてくるほど。教室の雰囲気がやわらかく、先生方も子どもたちと楽しく会話をしてくださる。ここに決めてよかったとつくづく思います。


お母さま:のびのびと学べる雰囲気の中で、「個」を伸ばしてくれるところが「りんご塾」の魅力ですね。算数の得意な子どもたちが集まってきていますが、興味や関心のある分野は人それぞれ。それを先生方は温かく見守ってくださるので、子どもたちは主体的に学ぶことができます。算数オリンピックに特化しているところもユニークで、算数の大好きな大起にとって良い目標になっていると思います。

大好きな算数を通じて、自ら考えて行動する力を身につけてほしい

インタビュー

お子さまが算数オリンピックで金メダルを受賞されたことを、どう思われますか。

お父さま:好きなことを突き詰めた結果なので、親としても誇らしく、うれしかったですね。本音を言えば、金メダルを受賞できてホッとしました。もしダメだったら、どう慰めようかと思っていましたから(笑)。


お母さま:本番の1週間前は大起もプレッシャーを感じていたようで、気を紛らわせるために、急にけん玉や立体パズルをやり始めましたから。だからこそ、結果が出せたのは、大きな自信につながったのではないかと思います。

今後、お子さまにはどのように育ってもらいたいですか。

お父さま:これからの時代を生き抜いていくには、与えられたことをきちんとやり遂げるだけでなく、自分で考えて行動する力も必要だと思います。物事に対して疑問を持ったなら、自ら調べて解決していく。そんな力を身につけてほしいと願っています。


お母さま:その上で、自分の考えや意見をはっきりと周りに伝えられるようになってほしいですね。大起は外に出ると、もじもじしちゃうことがあって(笑)。でも、自分に自信がつけば、物怖じせずに何でもできるようになるでしょう。大好きな算数や数学を通じて、そうした力を養いつつ、自分で考えて行動に移せる人になってほしいですね。

インタビュー

インタビュー

金メダル受賞者 市川大起さんに聞きました!

インタビュー

「りんご塾」ではどんなふうに勉強をしていますか。

プリントやテキスト、積み木などのブロックを使って、いろんな算数の問題を解いています。学校の授業と「りんご塾」の授業は全然ちがいます。学校では先生が出した問題を解くけど、「りんご塾」では自分のやりたい内容を自由に選ぶことができます。

「りんご塾」で「楽しい!」と思うのはどんな時ですか。

一生懸命考えて、難しい問題が解けたとき。

あとは、先生と問題を解くスピードを競争して、先生に勝ったときです(笑)。計算問題なら先生に勝てるけど、長い文章問題のときは負けちゃう。積み木の問題だと半々くらいかな。

算数オリンピックに出場したときの気持ちを教えてください。

決勝の1週間前ぐらいから、たくさん問題をやりすぎると、疲れて解けなかったりするので、1日5問ぐらいにしました。予選はりんご塾が会場だったので、あまり緊張しなかったけど、決勝は国立オリンピック記念青少年総合センターで行われて、大勢の人がいたので緊張しました。

算数オリンピックで金メダルを受賞したときの気持ちは?

「やったー!」と思いました。3年間ずっと挑戦してきて、金メダルを目標にしていたから。お父さんやお母さんも喜んでくれてうれしかったです

将来の夢を教えてください。

東大に入って、QuizKnockのメンバーになりたいです。幼稚園の頃からの夢で、あこがれはふくらP(福良拳)さん。ふくらPさんがパズルの大会で優勝しているのを見て、ぼくもパズルをやるようになりました。いつかオリジナルのパズル教材をつくって、クラウドファンディングをやってみたいです。

「努力は報われる」

算数オリンピックへの挑戦は貴重な経験

20〇〇年 りんご塾 「立川校」に入塾 鍬塚 心さん(小3)

鍬塚 心さんとご両親インタビュー

鍬塚 心さんとご両親インタビュー

ご両親に聞きました!

思考力を育み、
好きなことを共有できる仲間ができるのがいいですね

インタビュー

そもそもいつ頃からお子さまの教育について考えるようになりましたか。

お母さま:1歳半ぐらいの頃から心はパズルが好きで、夢中になって遊んでいました。漢字や数字にも早くから興味を覚えて、2、3歳の頃には見よう見まねで漢字を書いてみたりして。幼児向けのドリルを買い与えていたのですが、本人がそこまで好きなら、きちんと学ばせたほうがいいのではないかと思うようになりました。


お父さま:体を動かして遊ぶより、頭で考える遊びのほうが好きな子どもだったので、そういう方面をやらせてみようかなという思いはありました。ただ、無理強いをさせるのは抵抗があったので、本人が「イヤだ」と言ったら、やめればいいかな、と。まずは何が本当に好きなのかを見極めるために、幼児向けの教室を探しました。

「りんご塾」を選ばれた決め手は何ですか。

お母さま:教室を探し始めたものの、私たちが希望する教室はなかなか見つからなくて…。仕方なく市販のドリルを続けていたのですが、苦手な問題はやらないし、間違えたところを指摘すると、すごく嫌がる(苦笑)。これはよくないと思い、もう一度探してみたら、ちょうど「りんご塾」の立川校がオープンすることがわかり、体験授業を受けてみることに。心が年長さんの時です。


お父さま:算数オリンピックのことを知ったのもその時です。自宅での学びは、どうしても偏りが出てしまう。その点、「りんご塾」は算数オリンピックに挑戦することを通じて、苦手な問題にも取り組み、克服していくことができます。なにより思考力を育むことに特化している教室なので、心と同じように算数の好きなお子さんが多く、好きなことを共有できる仲間ができるのもいいなと思いました。

インタビュー

「りんご塾」の魅力はどんなところでしょうか。

お母さま:本人の能力に合わせて、指導していただけることですね。先生1名に対して、子どもが3名までの個別指導形式なので、一人一人に合わせた教え方をしてもらえるのは、一番の魅力です。


お父さま:教材もオリジナリティに富んでいる上、授業後の保護者へのフィードバックもとても丁寧。どんなふうに教えて、本人はどう取り組んだのか。先生方が子どもにしっかりと寄り添っていらっしゃるのが感じられて、ありがたいと感じています。

これからも好奇心をもって、学ぶことに興味を持ち続けてほしい

インタビュー

お子さまが算数オリンピックで金メダルを受賞されたことを、どう思われますか。

お父さま:1年生の時は予選を突破できたのですが、2年生の時は結果が振るわなくて…。本人もショックだったようで、今年は家庭での学習にも力を入れました。「りんご塾」で出された宿題を私が先に解いてみて、その後、心にやってもらう。問題を共有しながら、どう解いたらいいのかを一緒に考えていくことを地道に続けたのです。念願の金メダルをとることができてホッとしたのはもちろん、頑張って継続すれば、努力は報われることを子ども自身が体得できたのはよかったと思っています。


お母さま:私のほうはメンタルケアに徹していたというか…。問題が解けないのが悔しくて怒り出すこともあったので、そんな時は「今日はやらなくていいよ」って(笑)。がんばっている姿を見ていたので、金メダルを受賞した時は心から喜びました。

今後、お子さまにはどのように育ってもらいたいですか。

お父さま:算数に限らず、いろんなことを学ぶことに興味を持ち続けてほしいですね。そういう姿勢が将来においてもきっと役に立つことでしょう。私自身も今回、心と一緒に勉強することで、「知らなかった!」と気づくことがあり、いい刺激になりました。これからも子どもと一緒に私たちも成長していけたらと思います。


お母さま:今までもそうだったように、好奇心をもって、好きなことを見つけてほしいと願っています。好きなことを突き詰めることで、いろんな可能性が広がるはず。私たち家族は これからも一番の味方として応援していきたいと思っています。

インタビュー

インタビュー

金メダル受賞者 鍬塚心さんに聞きました!

インタビュー

「りんご塾」ではどんなふうに勉強をしていますか。

来年は「ジュニア算数オリンピック」(小学5年生以下対象)に挑戦するので、過去問(過去に出題された問題)を解いています。どうしてもわからない問題があれば、先生に聞いて、解き方を教えてもらいます。「りんご塾」の授業は、学校の授業よりも“ひとひねり”ある感じ。計算だけではなくて、そこからもうひとつ考えなくてはならない問題が多いです。

「りんご塾」で「楽しい!」と思うのはどんな時ですか。

難しい問題が自力で解けたとき。あとは、先生と話しているとき。

算数オリンピックに出場したときの気持ちを教えてください。

予選のときは、いっぱい準備していたので、「たぶんいける」と思っていたけど、決勝はちょっと緊張しました。「算数オリンピック キッズBEE大会」に挑戦できるのは今年が最後だったから。

算数オリンピックで金メダルを受賞したときの気持ちは?

金メダルをとりたかったので、うれしかったです。お父さんと一緒に毎日、苦手な問題を重点的に、過去問を解いていたので、努力してよかったと思いました。最後の問題は、残り30秒ぐらいしかなかったけど、がんばって解きました。テスト後、自己採点したら正解だったので、あきらめずに挑戦してよかったと思います。

将来の夢を教えてください。

高校生クイズに出場することです。そのために、高校生クイズの過去問を自分で解いてみたりしています。わからない問題は答えを見て、「こうしたらいいんだ」と勉強したり、自分でも算数の問題をつくって、お父さんやお母さんに問題を出したり。高校生クイズに出たら、絶対優勝したいです。

算数オリンピックとは?

「算数」という種目で思考力と独創性を競い合う、小・中学生を対象にしたイベントです。子どもたちに算数をスポーツやゲームのように楽しんでもらい、未来を担う新しい才能を発見し育成する場にしたいと、世界的な数学者である広中平祐先生により提唱されました。1992年に第1回大会が行われ、以後、毎年開催されています。

小学生を対象とする部門は、小学6年生以下の「算数オリンピック」、小学5年生以下の「ジュニア算数オリンピック」、小学1~3年生の「算数オリンピック キッズBEE大会」があります。算数オリンピックに向けて力をつけておくことは、中学受験の際にも大きなメリットになるといわれています。

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