手作り知育おもちゃの本
リトルランドの本
手作り知育おもちゃの本
京都幼児教室/リトルランド 監修
定価1,320円(税込)
5才までは子どもの脳が育つ黄金期
その時期に積極的に遊ばせたい、
手指を使う「脳育」手作りおもちゃをご紹介します。
京都で長い歴史を持つ「京都幼児教室」は、あの「クボタメソッド」のカリキュラムを積極的に取り入れていて、有名国立・私立小学校を中心に抜群の合格実績を誇っています。
その京都幼児教室が毎日のカリキュラムの中で子どもたちに遊ばせている「知育おもちゃ」を、くわしい作り方とともにご紹介します。
人間の行動は「前頭前野」でコントロールされていて、集中力、思考力、計算力、記憶力、決断力などは、どれも前頭前野の働きです。
そして、この前頭前野がもっとも発達するのは0~5才までと言われています。
この時期に、子どもが楽しいと思うおもちゃで脳に刺激を与えることは、子どもの脳やまだ見ぬ才能の開花に役立っていくはずです。
共著について
京都幼児教室(きょうとようじきょうしつ)
1990年開園。知・情・体三位一体の総合的全人教育を実践する、クボタメソッドを取り入れた幼児教室。
園長は、熊本マリ子氏。有名国立私立の小学校・幼稚園に抜群の合格実績を誇る。
本書の内容
Part2 つまむ・ひっぱるおもちゃ
Part3 みわける・集中するおもちゃ
Part4 お話を想像する手作り布絵本
Part5 組み合わせる木のパズル
本書からの抜粋
【本書の使い方】この本を手に取ってくださった親御さんへ
この本の正しい使い方、
それは「みようみまねで作ってみる」こと。
本書では「あたまのいい子になって欲しい」「遊びながら“脳力”を鍛えて、賢い子に育てたい」という親御さんたちの気持ちに応える知育おもちゃを全部で15種、紹介しています。お子さんはもちろんのこと、親御さんたちにも作る過程から、ぜひ楽しんでいただきたいと考えていますが、毎日忙しい暮らしの中で、しばらくものづくりをしていなかったり、そもそも裁縫や工作が苦手、という方もいるかも知れません。
でも、大丈夫。この本に記されている「作り方」は、参考にしていただく程度で構いません。縫い物が得意でなければ布用ボンドを使って布と布を貼り合わせ、“それらしく”仕上げてもいいですし、少しぐらい不格好でも、それが味わいになるのが手作りのいいところです。ですから気負うことなく、堂々とみようみまねで作ってみましょう。
ただし、絶対に守っていただきたいことが1つだけあります。それは「安全」「安心」であること。これはおもちゃ作りにおいて、一番大切なことです。乳幼児は何でも口に入れますから、特にボタンやビーズなどは簡単に取れないように工夫したり、口に入れても安心な素材を選んでいただくなど、お子さんが気持ちよく遊べることを意識して作るようにしましょう。