2歳児の脳は、感覚刺激への反応がピークとなる「臨界期」に入ります。さまざまな音、匂い、色や形、スキンシップを通し、脳に豊かな刺激を与えてあげましょう。教室では楽器やリズム運動、指先を使った細かい作業などで前頭前野や前頭極に働きかけます。
- *1 フラクション…分数パズル。図形を組みせて遊びながら分数につながるはたらきかけ。
- *2 Kパッチ…形でよくでてきた〇△□を組み合わせた図形パターンのパーツを組み合わせて遊ぶ、久保田カヨ子先生オリジナル教材。好みの図形をつくるのに、どう向きを変えたらいいのか、直感的に判断できる能力を養う。
早い段階から適切な刺激を脳に与えることで、歩く、簡単な道具を使う、簡単な会話をするといった基本的な行動が、より早く安定してできるようになります。また、お母さんの行動やテレビをまねすることで、言葉や行動がどんどん豊かになり、ご両親がびっくりするようなことも。前頭前野の発達により知的な思考・行動ができるようになり、さまざまな課題をこなせるようになります。
クラスの様子
さまざまな道具や遊具で、自分から積極的に遊ぶお子さまが多くなる2歳児クラス。基本は親子でのカリキュラムですが、教室内ではお母さんのもとを離れ、だんだんとひとり遊びやお友達との遊びができるようになります。お母さんにも余裕が出てくるため、お母さん同士で楽しくおしゃべりに花を咲かせている様子も。また、折り紙やお絵描きなどの課題に、集中して真剣な顔で取り組むお子さまの姿を見ることができます。