教育コラム

   

コラム 幼児教育

幼児教育はなぜ大切?家庭と教育機関の役割を解説

サイト運営会社

株式会社城南進学研究社

「城南コベッツ」などの個別指導教育事業、「Kubotaのうけん/アタマGYM」「りんご塾」           「Zoo-phonics Academy」などの乳幼児・児童教育事業を軸に、 「城南進研グループ」を形成。

城南コベッツ・城南推薦塾・城南医志塾・デキタス・河合塾マナビス・キッズブレンパーク・Kubotaのうけん・アタマGYM・りんご塾・ルミナ保育園・ナーサリー・ふぇありぃ保育園・Zoo-phonics Academy・城南Kids After School・久ケ原スイミングクラブ

幼児教育とは、0歳から6歳までの幼児に対する教育のことを指します。近年では幼児教育が注目されていますが、「なぜ注目されているの?」「どう関わったらいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

そこで本記事では、幼児教育の大切さや与える影響、家庭・専門機関の役割、家庭での関わり方について解説します。

育児中の方やこれから育児がはじまる方、幼児教育に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

1.はじめに:幼児教育が注目され続ける理由

近年の脳科学の研究により、人間の脳の約80~85%は5歳までに完成することが明らかになっています。

生まれたばかりの赤ちゃんの脳には約140億個の神経細胞が存在しますが、それらはまだ独立している状態で、神経回路は繋がっていません。神経回路は、刺激を受けることでつながるため、この時期に良質な刺激を与えると脳の発達を促すことができます。

幼児教育は、脳にさまざまな良い刺激を与えることができるため、注目を集め続けています。

こうした幼児期の教育の重要性は、文部科学省のホームページ「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の方向性」でも示されています。

現代では、共働きが増えて育児のあり方が変化しています。また、ITの普及により一般家庭で得られる情報も爆発的に増えました。その結果、子どもの教育に関する意識や環境がこれまでと異なってきています。

これまでの教育は、「知識重視」の教育でした。しかし、現在では、社会性や協調性、自己肯定感、コミュニケーション能力、感情をコントロールする力などの非認知能力(数値では表すことができない力)を重視する「育ち重視」の教育へと変化しています。

そのため、「育ち重視の教育、と言われても何を・どこまでやるべきか分からない」と不安に思ったり悩んだりしている保護者の方が多くおり、保護者に対して適切な教育の方法を提示することの重要性が指摘されています。

2.幼児教育が子どもに与える本質的な影響

幼児教育は、子どもに以下の2つの本質的な影響を与えます。

  • 知識よりも「土台」を育てる
  • 情緒・自己肯定感・社会性へ影響を与える

2-1. 知識よりも「土台」を育てる

幼児教育は、結果ではなくそこに至るまでのプロセスが重要です。幼児期は、思考力や判断力、表現力などの基礎や、思いやりや安定した情緒、好奇心や探究心などの意欲の芽が育つ時期です。

そのため、知識の詰め込みではなくさまざまな体験を積むことで、その後の人生を豊かにするための土台を培うことができます。

幼児教育は机に向かって行うものではなく、遊びや日常生活の中で楽しみながら行われます。子どもは毎日の遊びやルーティンを通して、基本的な生活習慣、体力、言語の習得、思考力、判断力、学びに向かう力、人間性などを総合的に学んでいきます。

2-2. 情緒・自己肯定感・社会性への影響

情緒、自己肯定感、社会性は、子どもの人生を豊かにして可能性を広げていくために重要な要素です。

これらの能力は体験すればすぐに身につくものではなく、失敗できる経験や試行錯誤の積み重ねにより得ることができます。

失敗や試行錯誤の末に成功する経験を繰り返すと自信がつき、自己肯定感を養います。また、人との関わりは、自分なりの言葉で考えたことを伝えたり、相手の言うことを理解して気持ちに寄り添ったりするため、コミュニケーション能力を高め、心の発達に繋がります。

3.幼児教育×家庭|家庭での関わりが効果を左右する

幼児教育は、「家庭」と「教育機関」の2つのフィールドで行われます。おのおの行える教育内容が異なるため、それぞれのメリットとデメリットを理解して上手に両立させることが重要です。

この章では、幼児教育の家庭での関わり方について解説します。

  • 家庭は最初の「学びの場」
  • 家庭でできる幼児教育の基本

3-1. 家庭は最初の「学びの場」

子どもの生活の基礎は「家庭」です。食べる、寝る、遊ぶ、話すなど、家庭での日常生活そのものが子どもにとっての学びになります。

幼児期にとくに重要なのが、親の子どもへの関わり方です。言葉を理解したり話したりできるようになるまでは、会話によりコミュニケーションを取ることはできません。

しかし、親が日常的に適切な声かけを行うと信頼関係を築き、言語の習得を助けたりコミュニケーション能力を高めたりできます。

反対に、子どもの発達に適さない対応をしてしまうと、成長を妨げその後の人生を困難なものにしてしまう危険性が高くなるため、注意が必要です。

家庭での子どもの関わり方は、以下の3つコラムでも詳しく解説しています。

赤ちゃんの発達は著しい!発達段階と家庭での関わり
スタートが肝心!0歳から始める赤ちゃん教育の第一歩
0歳児への話しかけには意味がある!0歳児の言葉の発達や効果がある話しかけ方を徹底解説!

3-2. 家庭でできる幼児教育の基本

家庭でできる幼児教育の基本は、「遊び」を通した体験です。子どもは遊びを通して生きていくために必要なさまざまな能力を学びます。

ただし、「子どもが後で苦労するから、幼児教育をしっかりやらないといけない!」と親が構えすぎてしまうと子どもの負担になり、学ぶことを苦痛と感じてしまって、逆効果になってしまいます。

完璧にやろうとせず、毎日の生活でできる範囲で楽しんで行うことが家庭での教育効果を高めるコツです。

楽しみながら行う家庭教育については、以下のコラムで詳しく解説しています。

忙しくても大丈夫!家庭でできる赤ちゃん教育の具体的な方法を徹底解説

4.幼児教育×教育機関|家庭では補いきれない価値

教育機関では、家庭では行うことが困難な教育を行うことができます。教育機関での教育には、以下の2つの価値があります。

  • 集団環境だからこそ得られる学びがある
  • 専門的な視点・環境の価値

4-1. 集団環境だからこそ得られる学びがある

家庭では限られた人数で決まった相手としか関わることができません。その上、近年では一人っ子の家庭が増え、兄弟の数も多くが1~2人と以前に比べて少なくなっており、多人数と関わることが難しくなっています。

保育園や幼稚園、こども園、幼児教室などでは、集団での遊びを通して「ルール」や「順番」「協力」「我慢」などを学ぶことができ、家庭では得にくい「協調性」や「社会性」「問題解決能力」を育むことができます。

4-2. 専門的な視点・環境の価値

幼児の発達は著しく、発達の速度も個人差があります。幼児教育は子どもの発達段階に合わせたものを行うことが重要で、発達段階に合っていない教育を行うと期待した効果がでなかったり逆効果になったりする場合があります。

幼稚園や保育園、こども園、幼児教室などの専門機関は、保育や教育の免許を持った専門家が指導に当たりノウハウもあるため、発達段階に合った適切な教育が可能です。

また、幼児教育にはさまざまな分野があり、家庭では対応できない分野も多くあります。専門機関では多くの分野の教育を提供できるため、子どもに合った分野の教育を選ぶことができます。

5.幼児教育×環境|環境が子どもの可能性を広げる

幼児教育は遊びを通して行われるため、子どもが安心して遊べる安全な環境を整えることが重要です。子どもは安心して遊ぶことで、思う存分身体を動かしたり創造力を伸ばしたりできます。

幼児教育には、身体を動かすための環境や手指を使って創造力を高める遊びができる環境、思い切り笑ったり話したりできる環境、安心してくつろげる環境などさまざまな環境が必要です。

家庭と教育機関でこれらの環境を整えると、子どもの可能性をより広げることができるでしょう。

幼児教育に必要な環境の作り方は、以下のコラムで詳しく解説しています。ぜび、参考にしてください。

幼児教育の環境づくり完全ガイド|家庭でできる工夫とポイント

 

6.まとめ:幼児教育は「今」だけでなく「これから」を育てる

幼児教育の目的は、子どもの将来の可能性を広げるためで、急いで成果を上げることではありません。

子どもに合った幼児教育を行うと、子どもの発達を促すことができます。家庭でできる教育と教育機関でできる教育は異なるため、それぞれの役割を活かした教育を行うと、より効果的な教育が可能です。

子どもの発達段階に合っており、子どもの性質に合った教育を行うと、子どもの発達を効果的に促し、子どものこれからの可能性を広げることができるでしょう。

ご質問がありましたら
お気軽にご連絡ください